長時間勉強するのって、なかなかの苦痛を伴いますよね。
しかし、机に向かってもただダラダラと過ごしてしまうのは勉強とは言いません。時間をかければ良いっていうわけではないんです。
しっかりと集中して、効率よく長時間にわたって勉強を行うコツはどの様なものがあるでしょうか?
今回は『長時間勉強するためにすべきこと』と逆に『長時間勉強には向かないこと』に分けて紹介していこうと思います。
環境づくりをして長時間勉強するためのスイッチを入れる
「さぁ、勉強しよう」となったなら、長い時間勉強するためのスイッチを入れなければなりません。
そのためには勉強する環境づくりは欠かせませんよね。
まずは、自分の勉強の障害になるものを確認しましょう。
例えば、図書館等で勉強しているときに騒いでいる人がうるさかった場合、そのうるさい人を注意して静かにさせるとか、イヤフォン等で遮音するといったように対策を講じましょう。
さらに、長時間の勉強をするためには、細切れの目標を設定することも勉強前にしておくべきです。
これは勉強に限ったことではないと思いますが、大きすぎる目標や遠すぎるゴール設定はやる気が失せ、集中力を害するものになりかねません。
なので、区切りの良いところを見つけ、「ここまではやる」とか「とりあえず1時間集中する」といったようにいくつかのステップを用意するようにしましょう。
長時間勉強するための休憩の仕方
「長時間勉強したい」と思っても、8~10時間続けて勉強するのは、集中力が続かずかえって効率が落ちてしまいます。
そのためにもやはり休憩は不可欠ですが、その休憩の仕方にも注意してください。
息抜きのつもりが休憩し始めると止まらずに、結果として長時間遊んでしまったという経験が誰しも一度はあるのではないでしょうか。
アニメ、ゲーム、漫画その他の娯楽は、勉強にとって誘惑に他なりません。なので、これらを休憩時間に楽しむのはおすすめできません。
休憩としてアニメ等の娯楽を行うと、集中しきっていた脳の緊張が途切れ、勉強に戻ってくることが難しくなるからです。
これらの娯楽は勉強時間として設定した時間を終えてから楽しむようにしましょう。
そこで、私がおすすめしたい休憩方法は「勉強の休憩として勉強する」ことです。
同じ勉強を続けるのではなく、科目・分野を変えてみるとか、同じ分野でも全く違う能力を使うことをしてみるといった方法です。
例えば、歴史等の暗記科目の休憩に数学等の頭を使う科目を挟む、英語の長文読解の合間に英単語や構文の暗記を行うといった具合ですね。
勉強する理由を考える
やはり、嫌いなもののために長時間拘束されるのは苦痛です。
であれば、一番の近道は勉強を好きになることではないでしょうか。
「数学の方程式を解くのが快感」とか、「歴史はストーリーがあって好き」という状態になれば、長時間勉強できるようになります。
とはいえ、「勉強なんて好きになれない」「文系科目はまだしも理系科目はちょっと…」という人も少なくないでしょう。
そんなときには、自分が勉強する理由を考えてみてはいかがでしょうか。
「格好いい自分になりたい」「好きなあの人に注目されたい」「学年上位にランクインしてライバルを見返したい」などなど、ポジティブな理由を見つけましょう。
このようなモチベーションは意外と自分の力になりおすすめですよ。
長時間勉強するコツ-まとめ-
長時間の勉強が出来るかどうかは人によって難易度が変わってきます。
精神論でどうにかなってしまう人もいれば、方法論を見つけなければできっこない人もいます。
そして、長時間集中を持続させる方法も人それぞれです。
今回の記事を参考にして皆さんも自分にあった方法を見つけてくださいね。