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年賀状のマナー!手書きで気持ちを込めて書く簡単5つの心得!

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書く前の年賀状

『年賀状を書く』といえば毎年年末の恒例行事ですね。

「今年はプリンターで適当に印刷するのをやめて、手書きで心をこめて年賀状を書いてみよう!」と決意している方もおられることでしょう。ちょうど就職をしたとか、結婚したという方ならなおさらですよね。

そうは言っても『マナー』とか『心をこめて』と言うのも意外と難しいものです...

そこで、『社会人生活30年間で毎年500枚以上の年賀状を出したりいただいたりしてきた』私が、「手書きで気持ちをこめて書く心得」をご紹介いたしましょう。

これを読めば年賀状を書く際に困ることはなくなりますよ。

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手書きの年賀状のマナー

マナー①冒頭新年の挨拶は大事

だるまの絵が書いてある年賀状

冒頭の新年の挨拶、何にするか迷いますよね。そんなとき私がおすすめしたいのはこれです。

 

『謹んで新春のお慶びを申し上げます』

「謹賀新年」とか「賀正」「迎春」でも悪くないと思いますが、あまり手間をかけていない感じがします。

これなら一字一句気持ちをこめて丁寧に書けば、相手にも気持ちが伝わりやすいです。

私は周囲から「面倒くさがり屋の極みだ!」思われていますが、それでも、一年に一度の年始のご挨拶くらいはこれくらいの手間はかけます。

気持ちを込めて手書きで書いてみましょう!

 

...とは言っても、年末となると猫の手も借りたいほど忙しいことってありますよね。

そんな時、やむを得ず印刷された年賀はがきを買うこともありますが(笑)必ず『謹んで新春のお慶びを申し上げます』と書かれたものを選ぶようにしていますよ。

もちろんこれでなくてはいけないということはありませんので、自分に合ったものを選択してください。

それでもやはり『文章系』がおすすめですよ。

 

マナー②心を込めて何を伝えるのか?

では年賀状の中身は何を書けば良いのでしょう?

マナーとして、例え一般論的なことでも「不穏なこと」や「縁起の悪いこと」などは書いてはいけません。

受け取った相手には新春早々から不愉快な思いをさせてしまいますからね。

 

一般的に、相手への「ご機嫌伺い」や「自分の近況報告」を書くのがマナーです。ご機嫌伺いといっても難しいことではありませんよ。

『ご健康をお祈り申し上げます』とか『ご多幸をお祈り申し上げます』といった定番の言葉でも気持ちを込めてきれいに丁寧に書くことが大切です。

 

そして、自分の近況報告についてはサラッと書きましょう。

昔、公務員試験合格を目指している人から「去年落ちました。今年また頑張ります」という内容のものを受け取りました。

試験に落ちたなんて縁起の悪い言葉を書いて、新春早々他人のところに送り付けてくるというのはあまりに情けないですよね。

また、逆に明らかな「自慢話」を書いて来られてもまったくいい気はしないものですよ。

 

近況報告を年賀状でするということは、相手がどう受け止めるかということを真剣に考えて書くことが大切です。

本人は「今年の抱負」という程度の気持ちでしたことでも、相手を不愉快にさせてしまっては『新春のご挨拶』という意味は無くなってしまいます。

このようなことに気を付けて「心を込めてきれいに丁寧に書く」こと、それが最高のマナーだと思います。

 

マナー③印刷の年賀状だと心がない?

簡単な印刷の年賀状

先ほども少しふれましたが、年末大忙しとなると『印刷されている年賀状に頼らざるを得ない』てこともありますよね。

忙しくなるとわかっていれば早期に印刷業者さんに頼むことも一般的です。もちろんパソコンでプリントアウトすることも容易にできると思います。

もちろん、印刷された年賀はがきを使うこと自体はマナー違反ではありません。

家族の思い出の写真を印刷して送るということも一般化していますしね。

 

ただし、たとえ印刷であっても一筆は必ず「手書き」を添えるようにしましょう。

たとえ2、3行でも手書きで一言添えることは大切なマナーですよ。

 

マナー④書くからには筆書き?

筆と年賀状

では、道具は何で書けばいいのでしょうか。

確かなことは『筆書きできれいに書くことができれば言うことなし』ということです。

 

ただ、私なんぞは情けないほど字がヘタで汚いので、正直なところ筆では書けません。

筆で書こうものなら、あとで読み返したときに自分で読めなくなるくらいです。

そんな字なので人さまが読めるわけがありません。そんな字を送りつけることは最大のマナー違反になってしまいます。

 

そこで、書道を生業にしている友人に聞いてみたところ「例えボールペンで書いたとしても丁寧に心をこめてきれいに書けば相手には通じるものだ」と有り難いお言葉をいただきました。

なので今もそれに甘んじています。やはり気持ちが大切ですよね。

 

マナー⑤書き損じは修正液で直してOK?

手書きをしているとついついやってしまうのが「書き損じ」です。

あっ!と思ったときには、手偏が人偏になっていたりしますよね...

そこで「これくらいイイや。あの先輩は優しいから」と修正テープを机の引き出しの中で探しているようでは、後で大きなしっぺ返しを食らいますよ。

もしかするとその後の交友関係が危うくなるかもしれません。

 

修正液や修正テープで手直しすることはそれぐらいのマナー違反です。

やっつけ仕事に心はありません。

しっかりと最初から書き直しをしましょう。

 

ちなみに、書き損じたはがきは〈官製はがき〉ならば郵便局で手数料を払えば交換してもらうことができます。

〈新しいはがき〉または〈切手〉に交換が可能ですよ。

 

 

まとめ:年賀状は心をこめて

1.冒頭の挨拶は「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などの文章系で

2.中身は相手への「ご機嫌伺い」や自分の「近況報告」を受取るひとの気持ちを考えて

3.印刷の年賀状でも必ず「手書き」の一言を添える

4.筆を使わなくても例えボールペンでも丁寧に心をこめてきれいに

5.書き損じたら最初からしっかり書き直すこと

これで基本的な年賀状のマナーは抑えられます。

年賀状というと印刷に頼りがちですが、ちょっとでも『手』をかけるとそこには『心』がこもります。

そういう心を大切にして、気持ちの良い新年を迎えられるように年賀状を書いてみましょう。

 

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