子供の指しゃぶりは傍からみたら微笑ましい光景です。でも、お母さんにとっては悩みのひとつでもありますよね。
痛そうな吸いだこを見つけたら、すぐにでもやめさせたい気持ちになると思います。
そこで今回は、『指しゃぶりをやめさせる方法と防止に使えるアイテム』をご紹介します。
これを読めばお子さんに合う対策方法が1つは見つけられると思いますよ。
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指しゃぶりをやめさせる方法
①手と口を使う遊びにハマってもらおう!
指しゃぶりって、そもそも始めた時は赤ちゃんの遊びなんです。
手を見つけたから「なんだこれ」って口に持っていって、確認したり「おもしろいなぁ」って思ってしているんです。
そして、だんだん「暇だから指でも吸うかな」という具合に移行していってると思います。
...なので、その暇にさせなければいいんです!
手遊びはもうい~っぱいあるので、その子のお気に入りを見つけてあげてください。
うちの娘が最初にやっていたのは、『お返事』です。遊びじゃないですけど、楽しそうにやっていました。ついでに口も使いますしね。
お母さんが名前を呼んで、お子さんが手をあげて「はーい」とできれば、たくさん褒めてあげてください。
たまに「おとうさーん」とか違う人を呼ぶのも楽しいです。振り付きの歌もいいですよ。
「きらきらぼし」なんて簡単で小さな子でもできますね。
「トントントントンアンパンマン」なんかは1歳半くらいから娘もやっていました。アンパンマンとバイキンマンしか出てこない時がありますけど(笑)。
あとはおもちゃですね。
ブロックやパズルは1歳向けのものもいっぱい出てるので、1つ与えてあげるといいと思いますよ。
これで夢中になってくれて指しゃぶりを忘れてくれれば、かんたん解決です!
②爪に顔を書いちゃおう!
爪に絵をかいてあげる方法です。
顔を泣き顔や困った顔に書いてあげれば、より効果が高まると思います。
「口に入れたら消えちゃうよ!」なんて伝えると良さそうですね。
ただ、これはある程度爪にスペースがある子でないとできないので、大きい子向けですね。
③手をつなごう!
これは寝る時に指しゃぶりをするお子様向けです。
寝るまでのゴロリンタイムにチュウチュウ吸ってしまう子は、お母さんが手をつないであげて下さい。口に持っていけなくなります。
不安で指しゃぶりをする子もいるので、そういう子にも安心させてあげられる点で向いていると思いますよ。お母さんとどこか触れ合っているのは、温かいし安心できますね。
うちの娘は今1歳9ヶ月です。児童館等で同年代の男の子が近寄ってくると怖がります。
私のところへ駆け寄ってきますが、手は口の中です。走ってきて、だっこで受け止めてあげると口から手を離します。
「とにかく母にたどり着くまでに、この恐怖と不安を取り除く方法を!」という感じでやってるみたいですね。
④言葉で教えてあげよう!
お喋りでやり取りが出来る子向けです。「恥ずかしい」という感情がわかる子ならさらに向いています。
「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから、指しゃぶりは卒業しようね。赤ちゃんみたいで恥ずかしいよ」と口で言って聞かせるんです。
言い聞かせ卒乳の方法じゃないですけど「次のお誕生日でやめようね」とか「この日でもう指しゃぶりはおしまいね」と予告するパターンもいいですね。
急にパッとやめるのは難しいですし、大好きな指しゃぶりを急に禁止されるのはストレスになると思います。その不安から更にエスカレートしてしまったら困りますよね。
指しゃぶり防止グッズ
①ばんそうこう&テーピング
何かを指に貼るという方法です。吸いだこも保護できて一石二鳥ですね。
1歳以上のお子さんなら、お気に入りのキャラクターものの絆創膏がいいですね。
口に指を持っていったら「○○(キャラ名)が『痛い』ってよ?やめてあげなよ」なんて伝えたら、効果があると思いますよ。
お母さんの言うことがだいぶわかっている子にはいい方法です。
わからない子でも、口の中に持っていった指がいつもと違う感じだなと気づいて、その違和感が不快なものだったら効果ありだと思います。「いつもの塩味じゃない!?」みたいな感じですね。そもそも塩味かわかんないですけど(笑)
②クリーム&トップコート
先ほど味の話をしたので、味を変えるアイテムをご紹介しましょう。
こちらはチュチュベビーから出ている定番のクリームです。
塗ると苦い味がするので、子供が嫌がりますよ。
こちらはもっと激しいバージョンです。
クリームではなくてマニュキアのトップコートのようになっているそうですよ。
大人が舐めてもめっちゃ苦いんですって。ちょっとトラウマになりそうですね(笑)
使うのは4歳以上からがいいそうです。4歳まで指を吸っていたら絶対止めさせたいので、これぐらいのものを使いたいですね。
お年寄りはよく「昔は辛い調味料を塗った」とかいいますよね。わさびやからしのことです。粗治療だなって思いますけど、よく聞くので効果ありだと思います。
③手袋
もう指ごと覆っちゃえ!というアイテムです。
キャンディを開ける時の音が出て、注意をひきつけてくれますよ。
ストッパーも付いているので自分で外せない赤ちゃん向けです。
これだとうちの子だったらこの手袋自体に興味津々になりそうです。柄もカワイイですよね。
寝るときもつけっぱなしにしておくといいですね。
まとめ:指しゃぶりは気にしすぎない!
ここまで様々な方法をご紹介しました。
お子さんの年齢、指しゃぶりをするタイミングなど条件が異なると思いますので、使えそうな方法やアイテムを選んで実践してみてください。
ですが、もし『1歳未満の赤ちゃん』の指しゃぶりで悩まれているようでしたら、無理に止めさせる必要はありません。
まだ遊びとしての指しゃぶりをする時期です。うちの娘もこの頃は無理に止めさせませんでした。
そのうち他にもっと魅力的な遊びを見つけてやめていきますよ。
歯もまだ全て生え揃っていませんから、出っ歯とか気にしなくて大丈夫です。
逆に2、3歳のお子様で悩まれている方はぜひ取り入れてみてくださいね。