「うわ!つめたっ!」
ふと赤ちゃんの足を触って冷たさにびっくりすることありますよね。
そこで「靴下をはかせてあげなくちゃ!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
赤ちゃんを冷えと怪我から守って欲しくて、履かせるデメリットと履かないメリットを書きました。
この記事を読めば『赤ちゃんに室内で靴下を履かせること』がいかに危ういことかわかりますよ。
赤ちゃんの靴下の中は蒸れます
ベビー用品店の靴下売り場でベビーソックスを目にすると、その可愛さに履かせたくなりますよね。
でも、履かせるのはお出かけをする時だけにしましょう。
冬であっても、室内で赤ちゃんに靴下を履かせるのは暑すぎるそうです。
うちの娘に暖房が入っている部屋で靴下を履かせると、触ったときにじっとりとしていました。それはもうムレムレでしたね。
赤ちゃんって汗っかきってよく言いますよね。そこで、汗ばんだ足が冷えてしまい、さらに冷たくなること必須です。
「これが原因で風邪を引いてしまいそう...」と余計に心配になってしまいますね。
赤ちゃんの靴下は転倒の原因です!
ハイハイやあんよのできる赤ちゃんに靴下を履かせると、とっても危ないです。
フローリングでも畳でも、靴下を履いていると滑りますからね。
赤ちゃん用の靴下はプチプチとした滑り止めがついていますが、あんなの信用できません。
まだ歩き出したばかりのビギナーウォーカーさんには、滑らないように歩くのはハードルが高いのです。そもそも赤ちゃんにそういう意識はないですからね。
市内の子育て支援センターに行くと、注意事項に「靴下は脱ぎましょう」と書いてあるほどです。保育士さんも「靴下を脱いで、手の消毒をしてか遊ぼうね~」と声をかけてくれます。
うちの娘は裸足でも、滑って転んでいろいろぶつけてましたから、靴下なんてもってのほかです。
母のわたしでさえ、義実家の廊下でつるっとやりました。持ち直して『どってーん』とはいきませんでしたが、赤ちゃんだと大けがをする可能性もありますよ。
室内では赤ちゃんの体のまんなかをチェック!
冷たい足を触って「大丈夫?」「ほんとにこれでいいの?」と思いますよね。
そんなときは、赤ちゃんのおなかや背中を触ってみて下さい。足と同じ様に冷たいですか?
温かければ大丈夫です!
これは、産院で助産師さんに直接教えてもらいました。
私は2月の出産だったので、赤ちゃんの足が冷たくて心配していました。そこで、そのことを助産師さんに聞くと「お腹や背中が温かければまったく問題ないですよ」と言ってもらえたのです。
反対に、もしおなかや背中も冷たければ体が冷えている証拠なので、布団をかけてあげたりスリーパーを着せたりして調節してあげてください。
ちなみにうちではこのシシュノンのクマさんスリーパーを新生児の頃から着せています。
長く使えるので一つ持っておくといいですよ。
また、暖房機器で部屋の気温の調整をしてあげることも有効ですね。
赤ちゃんに靴下を履かせないメリット!
足の裏で刺激を受けることはとても良いことだそうです。
園庭開放でお世話になっている副園長先生も、産院のベビーマッサージ担当の助産師さんもそうおっしゃっていました。足の裏を刺激すると血流が良くなり、脳血流も増加して脳の成長に良いそうですよ。
足裏マッサージって大人でもお金を払って受けるほどですもんね。気持ちいいし血行がよくなってポカポカしますよね。赤ちゃんも同じ気持ちだと思います。
そういえば私は産後の産院のサービスで受けたきり、足裏マッサージをしていません。子供連れだとなかなか難しいんですよね。また行きたいなぁ…。
室内では靴下を履かせなくても大丈夫!
靴下を履かせると怪我に繋がる場合もあるので、極力履かせないでください。
手や足は冷えるものです。おなかや背中が冷たければ、着るものや掛けるもので調整してあげましょう。
お部屋の中では裸足で過ごし、足の裏でたくさん刺激を受けさせてあげて下さい。
「裸足じゃ寒いでしょう、靴下ないの?」なんて、お年寄りはよく言ってきます。私は、旦那の実家で言われましたし、ショッピングモールのちびっこ広場でお母さんに言っているおばあちゃんを見たこともあります。
そんな時は、目の前でおなかを触って「うん、寒くないね。靴下履くと転ぶんで、履かせませんよ。」と言っちゃってください。
正しい知識で赤ちゃんをしっかり守りましょう。