首が座って外気浴にも慣れ、だんだんとお出かけすることが増えてくるのが3ヶ月くらいですね。
外に出るとお母さん以外の人に会う機会も増えます。お散歩中に「かわいいわねぇ」なんて声をかけてくれる方もちらほらいたり…でも気づけば赤ちゃんが泣いている!
「これって人見知りなの?」というお母さんの疑問を解決する為に、赤ちゃんがお母さん以外の人に泣く理由とうちの子の実例をご紹介します。
これを読めば『意外にも敏感な赤ちゃんの気持ち』が理解できますよ。
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赤ちゃんの視界について!
赤ちゃんはおなかの中にいる時から、耳は聞こえているそうです。
よくおなかに向かってお父さんが声をかけたりしますが、あれはちゃんと聞こえているそうですよ。
でも、目の成長はゆっくりだそうで、3ヶ月の赤ちゃんの視界はまだボヤボヤだそうです。
色の違いやなんとなくの人の輪郭くらいは見えているそうですが、見た目で人の違いが分かるほどではありません。そもそも目や鼻の位置すらしっかり見えてないそうですよ。
なので、人を見て「この人はお母さんだ。」「この人は会ったことないな。」という判断はまだできていません。
6ヶ月になると、まぁまぁ視界がクリアになってきます。まだハッキリ見えているわけではありませんが、これくらいになると人の違いが見てわかるようになると思います。
1歳になると、しっかりくっきり見えているそうです。
3ヶ月の赤ちゃんでもパパとママの違いを感じます!
視覚からの情報は乏しい赤ちゃんですが、いつも一緒にいるお母さんやお父さんと、他の人との違いは感じています。
だっこの仕方の違いはわかりやすいですね。慣れている手つきかどうか、抱かれた時にわかる肉付きの感じ、支える力や腕の位置等で違いはわかると思います。なんかいつもと違うな、しっくりこないなと感じて不安で泣くのでしょう。
同時に匂いも感じています。赤ちゃんはおっぱいを飲む為に、嗅覚は発達しています。
だっこをするとおっぱいを探す動作をしますよね。あれはおっぱいの匂いを感じているからです。
視界がはっきりしていない月齢では、その分余計に他の感覚が敏感なのかもしれませんね。
人見知り赤ちゃんに男の人は泣かれがち!
お父さん以外の男の人を見ると泣く赤ちゃんは多いと思います。同様に、メガネの人がダメだったり、お年寄りがダメだったりもありますね。
うちの子も男性とお年寄りはアウトでした。ただ見ただけで佐川さんにも豆腐屋さんにも泣きましたよ。友達のところも同じような感じでした。
その子とうちの子のパターンを見て私は、泣くのは会い慣れてないからだと気づきました。
基本的にずっとお母さんと二人で過ごしていますし、出かけたとしても子育て支援センターや保育園などで会うのは女性の保育士さんか母と同じ年代のお母さん方、そして自分と同じ赤ちゃんです。私がよく行くスーパーもコンビニもドラッグストアもレジはおばちゃんたちばかりで、男の人にはなかなか会いません。
よくわからない見慣れない雰囲気に、得体の知れない生き物だと思っているんでしょうね。さらに大きいと威圧感もありますし。
こう考えると泣く理由と赤ちゃんの気持ちがわかりますね。
実例!うちの娘も人見知り??
私が最初に人見知りかもしれないと思ったのは、娘が2ヶ月半の時でした。
主人の実家に三人で遊びに行った時のことです。月に1度くらいの頻度で行っていて、その時は3度目の訪問だったと思います。
おうちにあがって、居間に入ったとたん泣き出しました。娘からみてのおじいちゃん、おばあちゃん、ひいおばあちゃんがいたのですが全然泣き止まず…旦那が使っていた部屋に移動し二人きりになり、授乳したりオムツを替えたりして気分転換をしましたが、戻ると泣いてしまいます。
主人がまただっこで居間を出て、私だけになった居間に戻ってきた時には泣きませんでした。その後おばあちゃんが居間に来ましたが、これも大丈夫でした。
生後半年くらいになるまでは、主人の実家に到着して1時間くらいは同じような感じでした。主人は「ひいばあちゃんとおじいちゃんの加齢臭が嫌なんだと思う。」と言っていました。私は「そうかな?いつもと違うおうちだからじゃないの?」と最初は思っていました。うちはマンションで娘の視界に入る天井は白くて明るいですが、義実家は昔からのおうちで、天井は木製です。
でも、確かにひいおばあちゃんとおじいちゃんには慣れていないみたいだし、外でお年寄りに会っても同じような感じだなと気づきました。おばあちゃん(旦那の母)は雰囲気が若いので大丈夫だったようです。
結局、目では認識できていないとわかってから「慣れてない人には泣く」という結論になりましたね。
まとめ:人見知りではなく不安なだけかも?
生後3ヶ月の赤ちゃんは、まだ人見知りはしません。
いつも一緒のお母さんとは違う人の存在に安心できずに泣いています。あまり普段会わないタイプの人に慣れていないから不安になっています。
「お母さんじゃない!」ということに気付けているということは、お母さんとの信頼関係がしっかり構築できている証拠だと私は思います。
私は娘が泣きだしたら「違いのわかる女、うちの娘っ子!」と主人とくだらない冗談を言い合っていました。泣いている間は大変かもしれませんが、そんな風に成長を認められると楽しいですよ。