出産を控えた妊婦さんは、産院から「前駆陣痛」の説明を受けたのではないでしょうか。
初めての出産の方は、『どんな症状か』『いつから始まるのか』不安もありますよね。
そんな妊婦さんに、「前駆陣痛の始まる時期と体験談について」をご紹介しますね。いつから始まるのか知っておくだけでも、心の準備ができますよ。
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前駆陣痛って何?
前駆陣痛とは、「偽陣痛」ともいわれており、本陣痛とは違う痛みのことです。
軽い子宮収縮を起こすことによって、出産に向けて準備をしているのです。そのことから、前駆陣痛は「本陣痛の予行練習」や「出産に向けたウォーミングアップ」とも言われています。
前駆陣痛と本陣痛の大きな違いは、痛みの間隔です。
本陣痛は規則的な感覚で痛みが起こり、だんだんと間隔が短くなるのに対して、前駆陣痛は不規則な痛みです。
また、しばらく横になって休むと痛みは治まります。
痛みの感じ方は個人差があり、生理痛のような痛みの感じ方という方もいれば、お腹を下したときのような痛みを感じたという方もいらっしゃいます。
前駆陣痛からおしるし、そして陣痛が起こり出産という流れが一般的のようですね。
前駆陣痛が始まる時期
前駆陣痛が起こる時期は、妊娠36週から40週の臨月に入ってからといわれています。
前駆陣痛の時期にも個人差があり、まれに32週で感じたという方も見えるのです。
しかし、一般的に前駆陣痛が起こるとされている時期は、臨月に入ってからになりますので、前駆陣痛という症状について知っておくと安心ですよね。
また、この時期になるといつ産まれてもおかしくない状態に入っていますので、本陣痛と前駆陣痛と間違えないように注意してくださいね。
前駆陣痛の体験談
ここでは私の体験談をご紹介します。実は私は、前駆陣痛のような痛みは感じませんでした。
出産予定日も超過し、陣痛促進剤での出産だったので、それが理由かどうかわかりませんが、前駆陣痛、おしるしもなく出産に至りました。
妊婦さんの中には、私のように前駆陣痛が起こらない方も多くいらっしゃるようです。
もし前駆陣痛がなくても特に問題はありませんので、臨月に入っても起きていない方も、あまり気にしないようにしてくださいね。
続いて、私の知人Aの体験談です。
知人Aは、妊娠40週に下腹部に痛みを感じ、なかなか収まらないため産院に急いで向かったそうです。
しかし、産院に到着し検診を受ける頃には、痛みは治まってしまいました。
そして担当医師からは「前駆陣痛のようです。」と言われたそうです。
このように産院に向かってから違ったというケースも多くあるようですね。知人Aは、痛みに焦ってしまい痛みの間隔を計らなかったそうです。
痛みが出た場合も、まずは落ち着いて痛みの間隔と痛みの強さをみるようにしましょう。
最後に知人Bの体験談です。
知人Bは、臨月に入り、同じ時間帯に軽い生理痛の痛みがくる日が続いていました。
ある日、また同じ時間帯に痛みが走ったそうです。そのうちに痛みも治まってきたので、そのときは前駆陣痛だと思ったそうです。
しかし、治まったと思った痛みが逆にどんどん強くなり、そのまま本陣痛になり、その日のうちに出産まで至りました。
このように、前駆陣痛から本陣痛につながるケースもあるそうなので、注意が必要ですね。
前駆陣痛を乗り切ろう!
この記事で紹介した前駆陣痛の症状や時期について覚えておいてくださいね。
前駆陣痛は、出産間近というサインでもあるのです。
前駆陣痛が起こった方は、そのまま本陣痛になることもありますので、すぐに産院に行けるように車の手配や入院の準備を再度確認しましょう。
前駆陣痛が起こらない方もいらっしゃいますが、前駆陣痛の痛みが起こったら方は、しばらく落ち着いて深く深呼吸をして、様子をみてくださいね。
臨月に入ると、前駆陣痛の症状だけでなく、お腹が大きくなり息苦しくなり、ちょっと動くだけでも大変ですよね。
しかしもうすぐ可愛い赤ちゃんに会えますよ!もうちょっとの辛抱です!
頑張って乗り越えましょうね。