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パートの休憩時間は賃金から引かれてしまう?あなたの休憩は何分?

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眠そうな猫

4547 / Pixabay

勤務中の休憩時間は、ひと時でも疲れを癒せる大事な時間ですよね。

同僚と話をしたり、お茶を飲んだり、お菓子を食べたり…

「でも、この時間ってお給料はどうなってるの?」と、疑問に思う方もいるかもしれません。

そんな疑問に、労務と経理を担当している私がお答えしちゃいます。

パートさんでも疑問が解決する『休憩時間と賃金の関係』について書いていきますよ。

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休憩時間の賃金について

机の上で寝ているサラリーマンの絵

パートさんに限らず、正社員でも休憩時間の賃金は支給されません。

拘束時間ではありますが、労働時間ではないため支給する義務がないのです。

残念ながら、「お茶を飲んでいる時間の給料もください!」と言っても無理なのであきらめてくださいね。

休憩時間はしっかり休んで、次の仕事への気力と体力復活につとめてください。

 

休憩時間はいらない?

?を運ぶ人の絵

では、「賃金がでないなら休憩時間はいらないから仕事します。」といった場合はどうなるのでしょう?

これは、労働時間によってかわります。

パートさんの場合、6時間未満の労働時間の人も多いでしょう。

労働基準法では、6時間までは休憩時間は取らなくてもよいこととなっています。

ですから、会社から「休憩を取ってください」と言われても、「6時間きっちり働きます」というのは法的には問題ありませんね。

 

次に、6時間以上8時間未満の労働時間の人についてです。

6時間を1分でも超えると、少なくとも45分の休憩時間を与えなければなりません。

この場合、あなたが「休憩時間はいりません」と言ったからといって、休憩を取らせないで働かせてしまうと労働基準法違反となるため、強制的に休憩を取らされるでしょう。

8時間まではこの45分休憩を取らなければなりません。

 

8時間以上の労働時間だと、少なくとも1時間の休憩と決められています。

この場合も、休憩時間の拒否は無理ですね。

 

与えられた休憩時間はちゃんと休んでおくことが仕事の効率アップにもつながるので、賃金が出ないからとがっかりしないでくださいね。

 

短時間の休憩時間について

タバコを吸うサラリーマンの絵

ここで疑問に思うのは、トイレ休憩や「ちょっと一服」といったわずかな休憩時間についてでしょう。

「トイレに行った回数分だけ賃金から差し引きます」などと言われたら、時給制のパートさんには大変な金額となってしましますよね。

このような短時間の休憩時間については、多くの会社は労働時間の内とみなして賃金が支給されています。

トイレに行った回数をチェックしておくなんて、業務の妨げになりますからね(笑)

 

中には、5分休憩を賃金から引いている会社もあるかもしれません。

その場合、休憩時間の使い方によっては賃金を請求できるかもしれませんよ。

例えば、接客業をしている女性が5分休憩で化粧直しをしていたとします。

接客業はお客様からの見た目も大事なので、化粧直しは必要なことであると主張すれば、その5分は業務の内とみなされるかもしれません。

また、5分休憩の内にも電話の取り次ぎや来客対応などで実質休憩していないとみなされれば、それも業務時間となるかもしれませんね。

 

しかし、ヘビースモーカーだからと他の人より頻繁にタバコ休憩に行っていた場合などは、短時間休憩として引かれる可能性もあります。

短時間休憩で賃金が引かれている場合は、その休憩時間でしたことが一般常識の範囲内であるか、考えてみてくださいね。

 

パートの休憩時間は賃金から引かれるのか?-まとめ-

  1. 休憩時間の賃金は支給されない
  2. 休憩時間を拒否しても、労働時間によってはとらなければならない
  3. 短時間休憩で賃金を引かれている場合、請求できる可能性がある

私の勤めている会社にはお昼の45分休憩と、3時の10分休憩があります。8時間労働で計1時間の休憩となり、その分の賃金は支給されません。

4時間気を張り詰めて仕事をしていると、たとえ賃金は支給されなくても休憩時間は必要だと感じます。

皆さんも、賃金がもらえない時間とは思わずに、リラックスできる有意義な時間として休憩時間を過ごしてくださいね。

 

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