赤ちゃんの夜泣きが始まったお母さん、毎日ご苦労様です。大変ですよね。
夜中の戦いの辛さ、わかりますよ!
今回の記事では、少しでもお母さんたちの睡眠時間をキープするべく、経験者の私が『新生児の夜泣きの原因と娘にやった対処方法』をご紹介します。
これを読めば対夜泣きの武器を手に入れられると思いますよ(笑)
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新生児の夜泣きの原因について
赤ちゃんが夜泣きをするのは何か不快に感じているからです。
おなかが空いていたり、オムツが濡れていたりするのは、お母さんのお世話によって解決できますよね。
夜泣きはそういった具体的な不快ではなくて、精神的な不快要素があることが多いです。
「なんか目が覚めちゃったけど、この後どうやって寝ればいいかわからないよー!」という理由であったり、「なぜか興奮しちゃって眠れないなぁ…困っちゃうよ!」という理由であったりします。
新生児の場合はまだまだ生活リズムを作っている途中なので、昼間は起きて夜は寝るということに慣れ始めてきた子はこういった不安が原因だと思います。
おなかの中から出てきたばかりで「体勢も違うし布団なんて慣れないし、なんかヤダな~」なんて思って泣く子もいるかもしれません。
また、新生児ベビーは起きている間に初体験がたくさんあります。
まだお出かけはあまりしない時期ですが、おうちにいても初めてのことばかりです。
いつも過ごす部屋と違う部屋に行ったり、家のチャイムが鳴ったり、お母さん以外の慣れない人が訪問してきたりという出来事が刺激になることがあります。まだ視界はクリアではありませんが、赤ちゃんの嗅覚と聴力はしっかりしているので、いろいろないつもとの違いを感じていると思います。
「今日はなんかいつもと違って騒がしかったなぁ」なんて思っただけで不快なんでしょうね。
その不快が夜泣きを引き起こしている可能性も大きいですね。
対処法①生活リズムを整えて夜泣き予防
赤ちゃんはおなかの中にいる頃、20分~40分の睡眠サイクルで生活しています。20分寝て20分起きるというような感じですね。
妊娠が進むにつれて睡眠周期が伸びていきます。30週の頃には40分サイクルぐらいになっているそうです。胎動もそれくらいの間隔で感じませんでしたか?
なので、新生児の時期は、昼夜問わずに寝たり起きたりの生活をしています。3時間毎の授乳もありますし、お母さんにとっても夜中も関係ない生活になります。
でも、段々と「昼間活動して夜は眠るんだよ」ということを生活リズムを整えてあげることによって、教える必要があります。
そうすれば夜に起きて泣き出すことも少なくなりますよ。夜間にぐっすり眠れるようにしてあげるのがカギですね。
簡単にできる方法はこちらです。
・朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びさせる
・夜はいつまでも電気を付けずに早めに暗くする
朝の太陽を浴びることは、大人にとってもすごく大事なことです。
太陽の光を浴びることによって、体内時計のズレを修正します。脳や身体を眠りから起こしてくれるんですね。温かくて、気持ちよくてメンタル的にもとてもいいですよね。
我が家は遮光カーテンを使っているので、朝はシャッと開けて夜はスッと閉じて明暗ハッキリさせていました。
「朝だよ~。おはよう」とか「暗くなって夜が来たね。ねんねしようか」という声掛けもいいですよ。
私は「いつ、この『おはよう』が返ってくるようになるかなぁ」と思いながら毎日声をかけていました。1歳7ヶ月で返してくれるようになってすごく嬉しかったです。
対処法②お母さんを感じてもらって不安とサヨナラ
夜間に泣き始めてしまったら、まずはおっぱいやミルクを飲ませてみましょう。
普段泣いている時と同じ様にオムツをチェックしてあげたり、着せてるものが暑すぎたり寒すぎたりしていないか確認してあげてください。
この普段のお世話で泣き止めば、夜泣きではありません。ただ不快要素があっただけですね。再度寝かしつけをしてあげましょう。
いつものお世話で泣き止まなかった場合は夜泣きです。ストレスや不安を感じている可能性がありますよ。
まずはだっこで安心させてあげてください。
布団に寝かせているよりは、お母さんの体温やにおいを感じて安心できるハズです。
でも、大体これだけじゃ泣き止みません。
私は娘の夜泣きが始まったら、歌を歌いながら背中をトントンしました。もちろんだっこのままです。
お母さんの体温、においに加えて声が聞こえれば安心するかなと思ってやっていました。
よく歌ったのは、どんぐりころころ→大きな栗の木の下で→シャボン玉→きらきら星→チューリップの流れでした。それでも泣き止まないとJ-POPに変更で、こいのうた→ハナミズキ→プライドをよく歌っていましたね(笑)
ここまで歌うと大体は泣き止んでくれて、少し歌い続ければそのままだっこで寝てくれていました。この方法の良さは、お母さん自身のイライラも少し減るところです。
怒ったまま歌って歌えないんですよね。眠いけどそこは諦めてカラオケモードになれると気が緩みますよ。
あとは背中スイッチに気を付けて布団に置ければOKです。
私は背中スイッチが怖くて、よくだっこしたまま寝っ転がって、腕枕に推移してそのまま寝ていました。
対処法③気分転換で二人の間の空気を変えよう!
上記方法でもダメな時は、私は諦めて寝室から出ました。
リビングに連れていき、気分転換させましたよ。カーテンをめくって暗い外を見せて「まっくらだねぇ。夜だからみんなねんねしているよ。」と声をかけました。
そして、だっこをゆらゆらさせながらリビング中歩き回り、だんだん泣き方が静かになっていく感じでした。あまりに長くなってしんどい時は、だっこ紐をつけましたよ。
新生児では無理ですが、首が座ればおんぶもできます。おんぶすれば寝てくれる確立も高かったですよ。
とにかくすぐに寝てもらうのは難しいので、まずは泣き止ませることに重きを置いて、気分転換になることをしました。赤ちゃんに気分を変えて欲しいので、お母さんはなるだけイライラしないようにできるといいですね。
やはりイライラすると赤ちゃんには伝わりますし、さらに不安が高まってしまう可能性大です。
ここで外に出て外気を吸うのもいいと思いますよ。「車に乗るとすぐに寝るんだよね」という赤ちゃんでしたら、真夜中のドライブもいいでしょう。
今の不安で泣いている気持ちをそらしてあげられるかどうかがカギですね。
ここでやってはいけないのはテレビをつけたり、煌々と明るい部屋に連れていくことです。
これをやってしまうと、この後寝てほしいのに目が覚めて、頭も冴えてしまいます。大きい音を聞かせるのもよくないですね。
新生児の夜泣きの原因と対処法 -まとめ-
新生児赤ちゃんの夜泣きの原因は、精神的な不安要素と昼間の初物による刺激です。
私が娘に使った対処法は以下の通りです。
- 夜泣き予防の為に夜ぐっすり寝てもらえるように、生活リズムを整える。
- お母さんの体温、におい、声で安心させる
- 気分転換してもらえるように部屋を変えたり、外の空気を吸わせる
新生児の頃から夜泣きをする赤ちゃんは、とても敏感でいろんなことを感じやすい繊細なタイプなんだと思います。
うちの娘は生後半年くらいからの夜泣きだったので鈍感タイプです。夜間は助かりましたが、昼寝が短かったのでプラマイ0ですね。
ご紹介した対処法は、2ヶ月以降の赤ちゃんにも使えるものですし、誰でも簡単にできるものばかりだと思います。
ぜひ取り入れて、辛い時間を短縮していきましょう!