出産予定日が近くなってくると、いつ陣痛がくるのか毎日ドキドキしますよね!
「産まれてくる我が子に早く会いたい」気持ちと不安な気持ちで複雑ではありませんか?
私も出産予定日一週間前になると、毎日緊張と不安で夜も眠れませんでした。
...しかし、出産予定日を超えてもなかなか陣痛はきませんでした。
一週間超過したところで、産婦人科に「陣痛促進剤を使用して出産しましょう。明日から入院してください。」と告げられたのです。自然に出産すると思っていたので、不安も最高潮に…。
そこで今回は、私と同じように不安を抱えた方へ『陣痛促進剤を使った私の出産の体験談。出産時間時間について』をご紹介します。
そもそも陣痛促進剤ってなに?
陣痛促進剤とは、薬剤を使用して陣痛を引き起こすのです。
使用する理由としては、次の理由だと聞きました。
・予定日を超過した際に、胎盤の機能が低下するため。
・陣痛より先に破水した際に、胎児が感染症にかからないため。
・陣痛が弱いために、なかなか産まれてこないため。微弱陣痛というそうです。
・その他、母体や胎児の体調や環境によっての理由
最初にも書きましたが、私が使用した理由は、出産予定日を一週間超過したからです。
産院によっては、自然分娩にこだわりがあり、予定日を超過してもそのまま経過観察するところもあるようです。気になる方は産院の方針を聞いておくと安心ですね。
陣痛促進剤を使った私の出産体験談1日目!
ここからは私の体験談をご紹介します。
病院に8時に集合しました。私ともう一人同じ日に入院される方がいらっしゃいました。
先生による診察、胎児の心音の確認が行われ、今後のスケジュールについて説明がされました。
スケジュールとしては、陣痛促進剤を三日間服用することになりました。陣痛促進剤にも種類があるようで、効き目が弱いものから試していくとのことでした。もし自然に陣痛がおこったら服用は中断するとのことでした。
担当の先生によると三日間、陣痛促進剤を服用したからといって、陣痛が来ない人もいるそうなのです。陣痛がおこり出産する確率としては、50パーセントとおっしゃっていました。
まず、一日目は錠剤タイプのものを使用しました。錠剤タイプは効き目も緩やかだそうです。1時間ごとに一錠ずつ服用するのです。10時に開始し、15時に終了予定の6錠を服用する予定で始めました。
緊張しながら一錠、二錠と増やしていきましたが、まったく痛みはありません。一日目はこのまま痛みはまったくなく終わってしまったのです。
私の出産体験談二日目
二日目からは点滴による陣痛促進剤を使用しました。
昨日よりも効き目は強いそうです。点滴の量を調整しながら、様子をみるという方法でした。今日も一時間に一度、看護師の方が様子を見にきてくれました。
しかし…午前中が終わっても、まったく陣痛らしき痛みはありません。旦那や両親が心配して見に来てくれましたが、私はいつもと変わらない様子に拍子抜けしていました。
そして二日目もそのまま終わってしまったのです。
私の出産体験談三日目
三日目は、二日目と同じ点滴を使用しました。量を昨日よりも増やすとのことです。
そして、三日目は子宮口にバルーンも入れました。バルーンとは、風船のようなものを子宮口に入れ人工的に子宮口を開くという処置です。
その影響からか、午前中に酷い生理痛のような痛みを感じるようになりました。普段から生理痛が酷かったので、我慢できるほどでした。
陣痛促進剤はずっと服用したままでしたが、なんとお昼を境に、痛みもなくなってしまったのです。午後三時頃になっても陣痛はありません。
「もう陣痛はこない…。」とあきらめかけた午後四時頃、一気に激痛が襲ったのです。いきなりの激痛に声もでませんでした。なんとそのまま午後六時十八分の約二時間のスピード出産でした。
陣痛促進剤の効き目
陣痛促進剤の効き目には、かなりの個人差があるようです。
私の友人は錠剤を五錠服用しただけで、陣痛が起こり五時間のスピード出産でした。
また、一緒に入院した方は、毎日陣痛がくるものの、なかなか産まれませんでした。そして三日目、朝から陣痛がくるものの、産まれたのは夜七時でした。原因はわかっていないとのことでした。
陣痛促進剤での出産を終えて
陣痛促進剤を使用することに抵抗があるという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私もできれば自然に産みたいと思っていました。
しかし、出産を終えると、そんなことは考えなくなりました。元気な赤ちゃんに会えることができて、本当によかったと感じています。
陣痛促進剤を使用しても、自然分娩でも、結局は出産時間には個人差があるものです。
どんな出産になっても、元気な赤ちゃんと会えば辛さも一気に吹き飛んでしまうものですよ!!