「うちの子、なんかもう歩いちゃいそう。」
「あれ?ハイハイ飛ばしちゃってる?」
そんな風に心配している新米お母さんに、ハイハイしないで歩く赤ちゃんについて、1歳7か月の娘を持つ私が知っているパターンをご紹介します。
これを読んで少しでも安心してくれたら嬉しいです。
ハイハイしないで歩く赤ちゃんって本当にいるの?
ぶっちゃけた話...
「ハイハイをまったくしないで歩く赤ちゃん」を、私は実際、見たことも、聞いたこともありません。なのにしゃしゃり出て、先輩面して、すみません。
受け売りで申し訳ないのですが、NHKの『すくすく子育て』では、【40人に一人くらいいる】言っていました。いるんですね~、びっくりです!もし自分の子がそうだったら…と考えると、不安ですよね。
だって母子手帳の成長曲線のところに、「首座り→寝返り→ひとり座り→ハイハイ→つかまり立ち」って書いてあるんですもの!この通りに、成長していくハズなんじゃないの?って、なりますよね。
『すくすく子育て』に出ていた専門家の先生いわく、全く問題ないそうです。安心しました?
では、うちの娘がどうだったか、お話したいと思います。
私の子供の実例を紹介します。ハイハイまでの過程...
≪2月生まれ、第一子、女子の場合≫
早生まれということで、「同級生に負けてたまるか精神」があるのか、うちの子は何でも成長が早かったです。
寝返りは、3ヶ月になる3日前、一人でおすわりは6ヶ月と10日、ずりばいをその2日後にして、ハイハイより先につかまり立ちを7ヶ月、ハイハイは8ヶ月になる3日前でした。
結局最初のあんよは10ヶ月と10日で見せつけてくれました。
注目していただきたいのは、「ハイハイより先につかまり立ちをした」ということです。
今思えば、うちの娘もハイハイすっ飛ばしガールになる可能性があったということです。この頃の私、母の気持ちとしては、「大丈夫なの?」よりも「娘、やるやん!もう立ってるやん!」でした。能天気ですね。
その後、「転んだ時に手がサッと出る為にハイハイはうんと大事!もっとハイハイを頑張ってーと、立っているのにわざと寝かせるお母さんも、いままでにいたくらいよ。」という話を、子育て支援センターの保育士さんに聞いてハッとなりました。
手が出ないのに、先に転ぶ可能性大な体勢になってしまっている事に気づきました。
うちのリビングは、こたつテーブルと、テレビ台を囲うベビーガード(100均のワイヤーネットで手作り)、それにパソコンとプリンターを乗せたローテーブルが二つ、という装備でした。どれも40センチ前後でほぼ高さが合っていました。
しかもその上には、娘の興味を引くパソコンやプリンターが乗っているわけです。「見たい、触りたーい」という強い気持ちと、こんな環境がつかまり立ちを助長したんでしょうね。
そんな娘ですが、つかまり立ちの前に、ハイハイしそうな気配だけはありました。膝をたて、手のひらをつき、お馬さんのポーズにはなっていたのです。
ですが、前には進みません。動きとしては、体を前後に振るだけです。「進みたい!」って気持ちはめっちゃ伝わってくるんですけどね。
この時のおしりがめちゃくちゃかわいいんですよね。運よくムービーを撮れていたので、先日懐かしくなって、見てめちゃめちゃ笑いました。一緒に見ていた娘本人は、大笑いする母を不思議そうに眺めていましたが…。
まとめ
「ハイハイしないで歩く赤ちゃん」はいるそうです。
赤ちゃんの足の力の強さ、好奇心の強さ、普段過ごす部屋の環境などでハイハイより先にたっちやあんよをする可能性も大いにあります。ハイハイをすることのメリットは大きいです。
でも、うちの娘の様に、たっちの後にハイハイをする子も中にはいますので、心配する必要はないと思いますよ。1ヶ月も後だったので、それくらいは見守ってもいいと思います。
実際元気に、丈夫に育っていますよ。保健士さんに相談して「そんなことくらいで?大丈夫、大丈夫!そんなんじゃ母親やってらんないよ!」とピシャっと一蹴されなくてよかったと思います(笑)。
そういう人もいますからね!心配性だと「私ってダメなのかしら」って凹んじゃいますよね。でも、もし医学的に不安なことがあるなら医師の診察を受けてみましょう。