「主人の実家に行く度に赤ちゃんが泣いて困ってしまう」という新米お母さんは少なくないと思います。
そんなモヤモヤを吹き飛ばすために、おじいちゃんに大泣きする我が娘の記録と母の気持ちをご紹介します。
お子さんが人見知りで、義両親との関係が心配であればぜひ読んでください。旦那さんと一緒に読んでいただければ、二人で気持ちが合わせられて対応もしやすくなると思いますよ。
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赤ちゃんの人見知りってどういう行動をとるの?
大人でも人見知りをする方がいますが、辞書によると子供の人見知りは「知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌がったりすること」だそうです。だいたい生後半年くらいからみられるそうですよ。
うちの娘の人見知りが始まったのも生後6ヶ月頃からです。ピンポ~ンと来た佐川さんやヤマトさん、移動販売の豆腐屋のおじさんなんかにやたらと泣いていました。
まさに辞書の通りの人見知りをしている印象でしたね。特に赤ちゃんにありがちな男の人、そしてお年寄りは苦手だったみたいです。
娘の人見知りスタート時期
生後半年くらいから、特におじいちゃんを嫌いになりました。視界がクリアになる時期でもあったので、とにかく顔を見れば泣いてしまいました。
娘から見ておばあちゃん、おじいちゃん、ひいおばあちゃん、そしておじさんが主人の実家に住んでいますが、なぜかおじいちゃんにだけ激しく泣いてしまいます。こうなると「慣れない場所だからねぇ」とか「たまにしか会わないものねぇ」なんて理由ではありませんよね。
ちなみに何度もうちに物を届けてくれたりしていますが、その時も毎回号泣でした。しっかりその人を認識して、『この人は嫌だよぉ!』と泣いていましたね。
これだと先述した辞書の説明の「知らない人」とは違うので、もしかしたら娘の場合は「人見知り」ではなくただの「嫌いな人への反応」だったのかもしれません。
しかし、あんまり言うとおじいちゃんがちょっとだけ可哀そうなので人見知りということにしておきましょう。
娘の人見知りと義両親との関わり方
そもそも私は、主人の実家で泣く娘に対して「慣れてくれないと困るよ」とか「泣かないでほしいな」なんて思ったことはありません。嫌で泣くなら仕方のないことですからね。
ただ、娘は大泣きすると吐きますし、吐いた日は寝つきも悪くグズグズなので、私としては号泣させたくありません。
しかし、娘が抱っこの手を出せば「行っておいで」と渡しますし、それで泣いてしまうのなら「嫌だったね」と寄り添ってあげるスタンスを貫きました。何よりも娘の気持ちが一番ですからね。
ただ、義両親の方から娘に対して「おいで~」と手を出すことはありました。でも、たいていは避けられていましたね。
友達の子もそうでしたが、子供って「グイグイ系の人は嫌」っていう子が多いですよね。子供の方から観察して、徐々に距離を詰めたいからお前から勝手に来るなよって顔している時があります。
厄介な義両親の対処法!
義両親に何かしら問題があるパターンもあると思います。子供の気持ちがわからずにさらにグイグイいってしまうとか、泣いているのもおかまいなしといった場合もあるかもしれません。
そういう時は旦那の出番ですが、旦那が泣いている我が子を見て、嫁(自分)よりも子供の状況がわかるとは思いませんよね。
なので、そういうときは子供の状態を説明してあげて、理解してもらった上で、旦那の気持ちとして義両親に言ってもらうようにしました。
「旦那の気持ちとして」というところが重要で、「○〇なんだって」とか「って嫁が言っているから」と最後に付けられるような言い方は絶対にダメです。
それが原因で義両親と私たち夫婦との関係がこじれる可能性もありますし、旦那の意見の説得力がなくなってしまいますからね。
そこだけは絶対に守ってもらいましょう。
私は自分の親には「娘の方から様子を見て行くようになるから、それまではグイグイ行って追いかけまわしたりはしないで!そんなことすると嫌われるよ?」と言いました。
その時は「私の言うことを聞けないならもう連れてこない」という思いでしたね。旦那さんにも同じ気持ちになってもらえるかどうかがカギだと思いますよ。
人見知りの娘が義両親を攻略した方法!
そうしてやりあっているうちに、娘の場合は徐々に泣く時間が減っていきました。
おじいちゃんの顔を見てから1時間泣きっぱなしだったのが30分になり、15分になり、最初の「ふぇ~」だけになりって感じです。
1歳半の時、主人の実家に着くなり車から降りたくなさそうにして玄関前でポツリと「じぃじ、こわい。かえる。」と言いました。喋れるようになるとわかりやすいですね。その日は泣きはしませんでしたが、避けるように15分ほど過ごし、その後は普通でした。
その1ヶ月後はまったく嫌がることもなく一緒に遊び、帰り際に「まだ帰らない。」と言ったほどでしたよ。それには夫婦でびっくりした覚えがあります。
結局、何がキッカケかはわかりませんでした。また次に行った時は違うかもしれませんね。
赤ちゃんの人見知りについて-まとめ-
うちの娘の人見知りパターンを紹介しました。
生後6ヵ月頃から人見知りになり、男性と老人が苦手で実のおじいちゃんが嫌いになりました。
しかし、現在1歳7ヶ月になり、普通の人と差がなく接することができるようになっています。
義両親のキャラもありますし、それぞれのご家庭のいろんな条件(マザコン父さんとか、過干渉姑とか)があるので一概には言えないのかもしれませんが、まずは子供の気持ちを一番に考えてあげられるといいと思います。
誰だって「嫌だ、やめて。」と言っているのに、無理に押しつけられたら最悪な気持ちになるハズですよね。それを義両親が理解できないと解決するのは難しいですよ。
この問題を解決するには、子供の成長と義両親の努力のどちらも必要だと思います。
スッキリと解決してみんなで子供の成長を見守っていきたいですね。