ぐにゃぐにゃで頼りない新生児期を過ぎ、首も最初よりしっかりしてきたような気がする。
けど「どうなったら『首が座った!』っていうの?」「普通はいつ頃座るもんなの?うちの子は遅いの?」そんな疑問でいっぱいな時期ってありますよね。私も当時は同じ様に思っていましたよ。
そこで今回は、「首座りの時期や確認方法がよくわかんないなぁ」というお母さんの疑問を解決していきたいと思います。
赤ちゃんの首座りの時期について
母子手帳には、「3ヶ月過ぎに約半数の赤ちゃんができるようになり、4ヶ月過ぎまでには約9割の赤ちゃんができるようになる」と記載があります。
私と娘が子育て支援センターに行きだしたのはこの頃でしたが、同じ月齢くらいの子はいなかったので、周りの赤ちゃんがどうだったかは実際のところはわかりません。
ただ、うちの娘はこの目安よりも早くて、2ヶ月半で首が座ったと母子手帳には書かれています。
実際には、これよりも早いタイミングで「なんか首座ってない?!」と夫婦で会話をした記憶があります。
だっこをすると縦抱きを好み、自分で首を動かしていたからです。うつ伏せで寝かせると首も持ち上げていました。そこまでして「首を動かしてみたい!」と好奇心を煽る何かがあったのでしょう。
2ヶ月半と私が母子手帳に書いたのは、この頃に首が座っているかどうかの確認をしたんだと思います。「まさか」と思ってなかなか確認しなかったんですね。もっと早くしてあげればよかったです。
首が座っているか確認する方法
赤ちゃんの首が座っているか確認するには「引き起こし」という方法を使います。
- 赤ちゃんを仰向けに寝かせる。
- 親は赤ちゃんと向き合って座る。
- 赤ちゃんに親の両手の親指を左右それぞれの手で握らせる。
- 親は赤ちゃんの手を下からカバーするように握る。
- そのまま、腕を持ち上げ、赤ちゃんの上体を起こす。
- この時、首がついてきているかを確認する。
首がついてくれば『首が座っています』。
ダランとしていれば、まだ座っていません。
「引き起こし」の際の注意点もあるので確認してくださいね。
≪注意点≫
- もしも手が滑ってしまってもいいように、硬いところには寝かせないでください
- 赤ちゃんの手を離さないように、しっかり握りましょう
- 上体を起こした後、再度寝かせる時は、落とさないようにそっと戻して下さい
- 赤ちゃんに「いくよ~」などと声をかけてあげてからやるとベストです
Let‘s go to 3~4ヶ月健診!
各自治体で、無料で健診をやっていると思います。私の住んでいる市では「4ヶ月健診」でした。生まれてから、1週間健診と1ヶ月健診を受けましたが、産院以外での初めての健診になります。
首が座っているかどうかの確認は、この健診のメインイベントでもあります。「首が座っていますか?」という問診票の記入を事前にして、医師の確認も受けます。
私の住んでいる市では「この期間に誕生日がある赤ちゃんは、この日に保健センターに来て受けてね」というスタイルでしたので、みんな同じ先生の健診を受けます。4ヶ月健診は市内の産院の先生でした。先生も上記の方法で確認していましたよ。
「まだ首が座っているかちょっと心配だな」というお母さんは、日程を一番遅くに調整するといいと思います。
赤ちゃんとのおでかけは、荷物も多くて大変ですから「座ってないから再検査ね。」というのは避けられるのなら、避けたいですものね。
赤ちゃんの首はいつか座るので焦らないで!
赤ちゃんは、3ヶ月半から5ヶ月になるまでには首が座る子が多いです。
自力で首が動かせているかどうかも見ながら、引き起こしで首座りの完了を確認できますよ。
また、3~4ヶ月健診で医師の確認が入りますので、それまでは「首が座っていない」と心配すること、医療機関を受診することは必要ありません。
うちの娘のように早い子、逆に遅い子もいますのですべての赤ちゃんが目安通りではありません。頭が大きい子もいますし、筋肉がしっかりついている子もいますよね。
極端な話だと、予定日より早く生まれた、遅かったもありますので、本当にみんなそれぞれの成長をしていきます。
なので心配はいりません。3~4ヶ月だと、他の赤ちゃんを見る機会はまだ多くないと思います。これからどんどん増えていきますし、次は寝返り、次はハイハイと、同じようなことがずっと続きますよ。
「この子のペースがあるの」といつも考えられると素敵なお母さんだなと思います。焦らず自分の子供を信じて見守っていきましょう。