「うちの子はいつ立つのかしら?」
「まだ歩かないの?なんか周りより遅い気がするんだけど」
「練習させた方がいいのかな?」
そんな不安を持つお母さんも多いと思います。
そこで今回は、「たっちとあんよの練習とその必要性について」お話していきます。
これを読んで不安や疑問が吹っ飛ぶと嬉しいです。
たっちの練習について
「たっちはまだかな?」と楽しみにしているということは、『つかまり立ちまではできている赤ちゃん』ということで話を進めますね。
実際に私が娘とやったことがあるものの手順はこちらです。
①まず、だっこから床に足を着かせます。
②脇の下に手を入れて支えている状態を作ります。
③脇に入れていた手をサッと両手首に持ち替えます。
④ふわ~っと腕を左右に広げて手を離します。
簡単に言うと、つかまる状態にさせないで立たせ、支えを取っ払うという方法です。
なので、周りに何かつかまれそうなものは置かないでください。
それと広めのスペースでやってくださいね。転んだ時に危ないので。
私の個人的ポイントは④で、腕を広げることです。
腕を広げた方がバランスが取れると思ってしていました。娘にとってはいい迷惑だったかもしれませんが(笑)
あんよの練習について
自力でのたっちまで出来ていて、なかなか一歩が出ない。
もしくは長い期間一歩しか出ていないという状況だという前提でお話します。
①赤ちゃんが広めのスペースで自分で立つのを待ちます。
②立ったらそっと前から近づきます。
③両手を正面から取ります。
④ゆっくり一歩ずつ、親は後進、子は前進します。
⑤「いっちに、いっちに」と掛け声をお忘れなく!
個人的ポイントは①です。
立たせるのではなく、自分で立ってから挑戦した方が、やる気が違うかなと勝手に思っています!
こちらの方がやらされている感が薄まりますよね(笑)
0歳児から5歳児 行動の意味とその対応: 見えてますか? 子どもからのシグナル (実用単行本)
たっちとあんよの練習の必要性
個人的には、練習は必要ないと思います。
そもそも、「立つ」「歩く」なんて人間のメインの動きですよね。
それを『練習』するって、言葉を聞いただけで違和感を感じるのは私だけでしょうか?
「立つ練習」「歩く練習」って変な感じがしませんか?リハビリ感が出るというか...
「でも練習したって書いてあるじゃんか」と思われた方に、説明させてください。
私が娘とやったのは、「さぁ練習するぞ、立つんだぞ~」という意気込みではありませんでした。
私のスタンス的にも頻度的にも、遊びの一つとして「ちょこっとお試しでやってみた」というのが一番しっくり当てはまります。
本当にそれくらいしかやっていません。
「練習したからできるようになったぞ」という感じもまったくなかったので、本当に練習は必要ないと思います。
特訓してできるようになったのよって話も聞いたことありませんね。
たっちとあんよは練習しなくても大丈夫!
子供と出かけると、同じくらいの月齢の子に会ったりしますよね。
でも、「もうコレが出来るようになっている」とか、「アレがうちの子より上手だわ」とか、お母さんは思うかもしれませんが比べる必要は全くありません。
さらに、比べた結果、自分の子の成長が遅いからと不安になる必要もありません。
そのうちやるので大丈夫です。
赤ちゃんにも自分のペースがありますよ。
私が実際に会ったことのある例では、『1歳8ヶ月でやっと歩いた』というお子さんがいます。
お兄ちゃんのいる男の子でしたが、歩くようになってからはすぐに走っていましたよ。
その子のお母さんから聞いた話だと、成長がゆっくりめな子の特徴として、身体的には成長しているけど性格的に慎重派、ちょっと怖いなという気持ちが強い感じですね。
確かに傍から見ていても、他の子がいるところに自分から行く感じではありませんでしたし、お母さんにくっついているイメージが強かったです。
立てる足になっているのに、気持ちが追いつかないといったところでしょうか。まるでハイジの友達のクララのようでした(笑)
『練習』よりも『遊び』を選びましょう!
赤ちゃんによるのですが、「やり方がわからなくて立たない、歩かない」よりも「手を離すのがちょっと怖い。一歩出すのにビビっちゃう」という子の方が多いように感じます。
なので身体的トレーニングよりも、メンタル面でのフォローの方が大切ですね。
上記の方法をやってみて、出来たら「できたねー、すごいね!」と大げさに褒めるのが重要ですよ。
「歩いたら褒めてもらえるんだぁ、嬉しいなぁ、もっとやってみよう」という気にさせたら成功ですね。
嬉しそうにニコニコしてくれたら、それでOKじゃないでしょうか。
うちの子は「わぁ、スゴイスゴイスゴイ!」と褒めつつ喜びまくる母(私)のリアクションを見て楽しんでいました。
はしゃぐお母さんって見てて楽しいんでしょうね。
「よし、練習だ!」と意気込むよりも、わーきゃー言いながら一緒に体を動かして、楽しい時間を作るのがベストだと思いますよ。